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== ウィキペディアの執筆者、スーザン・ヒューイットさんより ==
私の追悼録の1行目を飾るのは、今の仕事ではないかと思います。


ウィキペディアがどれほど多くの主題をいかにきちんと収載しているか、想像してみたことはあるでしょうか。
私の人生において、今ウィキペディアのためにしている仕事ほど重要なことは他にありません。私たちは単に百科事典を作っているのではなく、人々を自由にするために働いているのです。自由に活用できる知識源を持つことにより、人格を高めることができます。そして、世界は自分が想像しているよりも大きいことを認識し、寛容と理解が広がっていきます。


幼い頃からずっと、私は貝類やカタツムリにマニアックなほどの興味を持ち続けてきました。あらゆる種類の生き物を家に持ち帰ったものです。母はあまりいい顔をしませんでしたが。私はこれまでに腹足類と言われる生物についての記事を何百項目も寄稿しました。そして今、私が寄稿した記事は10万人におよぶ編集者によって複製されています。1,500万項目の記事を作成することができたのは、こうした作業の賜物です。
ウィキペディアは世界で5番目の訪問者数を誇るウェブサイトです。私はウィキペディアがウェブ上で機能するよう管理する、小さな非営利組織で働いています。私たちは広告を掲載しません。広告を掲載すれば独立性が損なわれるからです。ウィキペディアは、プロパガンダの道具ではなく、これからも決してそうなることはありません。


この一連の作業を続けていくために、私たちボランティアにはこの作業に要する安定した基盤システムが必要です。それには、サーバーやテクニカルスタッフから、ウィキペディアの独立性を守るための法務チームなど多くの要素が含まれます。
私たちの仕事は、利用者からの寄付で成り立っています。ウィキペディアを守るために、{{AppealAmountSwitch|language=ja|country={{{country}}}|amount=all|5ドル、10ユーロ、1000円など}}、できる範囲での寄付をお願いできないでしょうか。


ウィキペディアは世界で第5位のウェブサイトです。しかし、基盤システムは小規模の非営利組織によって維持されています。そして、その運営費は、わずか{{AppealAmountSwitch|language=ja|country={{{country}}}|amount=all|5ドル、20ドル、50ドル}}といった個人からの寄付によって賄われています。どうかご協力をお願いします。
私の心の声が、ウィキメディア財団で働くことは正しいことだと告げています。それが、私がここで働いている理由です。巨大IT企業に勤めていた頃は、私の作ったものが何も知らない子供たちからお金を巻き上げていたこともありました。仕事を終えて帰宅してからも、打ちひしがれた気分でした。


すべての人の心の中にある、他の人に知識を与え、知識を広めたいという、語られることのない光があるからこそ、ウィキペディアが存続していられるのです。これが、ウィキペディアを奇跡のようなウェブサイトにしている魔力です。
ご存知ないかもしれませんが、ウィキメディア財団はごく少数のスタッフで運営されています。アクセス数上位10位以内の他のウェブサイトの多くには、数万人を超えるスタッフと膨大な予算があります。それでも彼らが生み出す価値は、私たちがわずかな人数と少ない予算で生み出している成果のほんの一部にしか相当しないでしょう。


ほんの短時間でも考えていただければ、このように豊富な情報を、無料で、広告を読まされることもなく利用できることの素晴らしさにお気づきになることでしょう。大量消費社会の狂気の中で、ウィキペディアは健全な意志を表明し続けているのです。
ウィキペディアに寄付をしていただければ、あなたは世界中でアクセスできる無料の知識を支えることになります。あなたの子供や孫たちの世代に遺産を残すだけでなく、この貴重な情報にアクセスする世界中の人々の人格を高めることになるのです。そして、まだアクセスしていない人々も、いつの日か同じようにアクセスできるよう保証することにもなります。


ウィキペディアから恩恵を受けているとお感じになり代価を支払う余裕があるならば、たとえ少額でも構いませんので、寄付を考えていただけないでしょうか。
この機会にお考えいただければ幸いです。


よろしくお願い申し上げます。
'''ブランドン・ハリス'''<br />

ウィキメディア財団所属プログラマー
'''スーザン・ヒューイット'''<br />
ウィキペディア執筆者

Latest revision as of 20:15, 28 February 2019

ウィキペディアの執筆者、スーザン・ヒューイットさんより

ウィキペディアがどれほど多くの主題をいかにきちんと収載しているか、想像してみたことはあるでしょうか。

幼い頃からずっと、私は貝類やカタツムリにマニアックなほどの興味を持ち続けてきました。あらゆる種類の生き物を家に持ち帰ったものです。母はあまりいい顔をしませんでしたが。私はこれまでに腹足類と言われる生物についての記事を何百項目も寄稿しました。そして今、私が寄稿した記事は10万人におよぶ編集者によって複製されています。1,500万項目の記事を作成することができたのは、こうした作業の賜物です。

この一連の作業を続けていくために、私たちボランティアにはこの作業に要する安定した基盤システムが必要です。それには、サーバーやテクニカルスタッフから、ウィキペディアの独立性を守るための法務チームなど多くの要素が含まれます。

ウィキペディアは世界で第5位のウェブサイトです。しかし、基盤システムは小規模の非営利組織によって維持されています。そして、その運営費は、わずか5ドル、20ドル、50ドルといった個人からの寄付によって賄われています。どうかご協力をお願いします。

すべての人の心の中にある、他の人に知識を与え、知識を広めたいという、語られることのない光があるからこそ、ウィキペディアが存続していられるのです。これが、ウィキペディアを奇跡のようなウェブサイトにしている魔力です。

ほんの短時間でも考えていただければ、このように豊富な情報を、無料で、広告を読まされることもなく利用できることの素晴らしさにお気づきになることでしょう。大量消費社会の狂気の中で、ウィキペディアは健全な意志を表明し続けているのです。

ウィキペディアから恩恵を受けているとお感じになり代価を支払う余裕があるならば、たとえ少額でも構いませんので、寄付を考えていただけないでしょうか。

よろしくお願い申し上げます。

スーザン・ヒューイット
ウィキペディア執筆者