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ウィキペディア執筆者カルティク・ナダルさんより

テロリストの攻撃が私の街の中心部を襲った日、ウィキペディアが私の人生を変えました。

2011年ムンバイの爆撃は世界の新聞の一面を飾りましたが、その危機が起こった瞬間、何が起こったのかストレートに理解させてくれる情報はありませんでした。

答えを求めているのが自分だけではないことは分かっていました。そこで、私は写真を撮ってきて、貼り合わせた地図をアップロードしました。そうして、事件に関するウィキペディアの項目を見れば、その混乱を理解できるようにしたのです。

あれから、私はウィキペディアの記事を何千回も編集しました。ウィキペディアでのあの日の経験は、自分に写真報道への情熱があることを気づかせてくれました。以来私はその道を進んでいます。

私はウィキペディアに感謝しています。そしてそれがどうやってオンラインで維持されているかを知って、250ルピーを寄付しました。この価値ある資料集がずっと世界中に届くように、あなたも寄付をしていただけませんか?

ウィキペディアによって、私たちは世界を分かち合うことができるようになりました。毎月4億7000万人の異なる訪問者を迎えるウィキペディアは、ときには物事が起こったその瞬間にも、情報を消費し広めるための革命的なやり方です。

そしてそれは無料で、広告もなしに、1000台足らずのサーバーと100人足らずの従業員によって成り立っています。

驚くほかありません。グーグルやフェイスブックを見てみれば、そこには数十万台を越えるサーバーがあり、数万人を越える従業員がいます。

ウィキペディアが世界で5番目に多く訪問される人気のウェブサイトであることは明らかです。私やあなたのような人々からの支援を毎年必要とする理由も明らかです。

5ドル、20ドル、50ドル、その他いくらであれ、あなたが思うウィキペディアの価値の分だけ、お力を貸していただけませんか?

よろしくお願いします。

ウィキペディア執筆者、カルティク・ナダル